【ネタバレ】バック・トゥー・ザ・フューチャーの小ネタ・伏線など(BTTF)

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1985年に公開された大ヒット映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の小ネタをまとめました。
時系列はこちら

あらすじ

舞台は1985年のアメリカ・『ヒル・バレー』。
気の弱い父ジョージと美人な母ロレインの息子マーティ・マクフライは、歳の離れた親友ドクが発明したタイムマシン『デロリアン』の実験途中でリビアの過激派の襲撃に遭う。銃で撃たれたドクの次に命を狙われたマーティは咄嗟にデロリアンに乗って逃走するが、誤って30年前の1955年にタイムスリップしてしまった。未来に帰るため奔走するマーティだったが、うっかりタイムパラドックスを起こしてしまい──

1955年のマーティがすべきこと
  1. 1985年に帰る
    そのためには1955年のドクに出会い、協力を得る必要がある。
  2. タイムパラドックスを解消する
    マーティが過去に介入したことで起きた矛盾を解消しなければ、マーティ自身が消滅する。
  3. ドクが撃たれる未来を変える
    親友のドクが大切なマーティは、ドクの命を助けたい。




小ネタ・伏線一覧

では早速小ネタをまとめていきます!
ネタバレしかないので未視聴の方はご注意ください。

映画冒頭の時計

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映画冒頭、開始から約1分のオープニングで登場する時計。
これはラストシーンをオマージュしたものですね。ドクの家に大量に置かれた時計の中に、1枚だけラストシーンを描いた時計(のイラスト?)が紛れ込んでいます。

ちなみに元ネタはハロルド・ロイドの『ロイドの要心無用』。

ドクの家が燃える

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映画冒頭で映っている新聞記事に『豪邸のブラウン家が焼失』とある。これは1962年8月1日の出来事。
「1955年にマーティが下宿していたドクの家が火事になるなんて……」と悲しくなるが、これは火災保険の保険金をゲットし、タイムマシン(デロリアン)を開発するための自作自演だったと考えることもできる。

プルトニウム紛失事件

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これまた映画冒頭で流れる『原子力研究所のプルトニウム紛失事件』について。

「原子力研究所のプルトニウム紛失事件に関連して、2週間前に倉庫から盗まれていたという噂を研究所は強く否定してきました。すでに北アフリカの過激派が犯行声明を行なっていますが、今もまだ研究所は書類上のミスだったという主張を曲げておりません。FBIは──」

ドクが発明したタイムマシン『デロリアン』はプルトニウムを原料にして動きます。しかしプルトニウムは核兵器の原料でもあるため、そう易々と手に入れられません。
そこでドクは北アフリカの過激派(のちにドクを銃撃する人々)を利用します。

詳しい取引内容は不明ですが、『北アフリカの過激派がドクにプルトニウムを渡し、それを使って核爆弾を作る』取引をドクは2週間以上前に過激派の連中と交わしています。
……が、まさか本当に核爆弾を作るわけもなく、パチンコの材料を使ったインチキ爆弾を過激派に渡すことで見事プルトニウムを入手(略奪)することに成功しました。

過激派はドクが作った爆弾を核爆弾だと信じ込んでいるため、アメリカ政府に強気の犯行声明を出しています。つまり彼らは世界屈指の軍事力を誇るアメリカ相手に宣戦布告をした状態であり、引くに引けない命懸けの状況、ということを映画冒頭で示唆しているわけですね。

アイコン

そら怒るわ

ちなみに騙し取ったプルトニウムはドクのベッドの下に置かれています(笑)

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History is gonna change

映画序盤、ヘタレな父親ジョージと遅刻常習犯の息子のマーティ、両方を知っている教師ストリックランドは「どうせ受からないバンドのオーディションをなぜ受ける?」とマーティに喧嘩を売ります。マクフライ家は代々落ちこぼれの家系であるとなじった上で、「No McFly ever amounted to anything in the history of Hill Valley!」、つまりマーティの暮らす町『ヒルバレー』において「マクフライ家は何の価値もない、歴史に名を馳せない一族だ」と暴言を吐きました。
これに対して、マーティは「Well,history is gonna change.」、「歴史は変わりますよ」と返すのです。

このときマーティは「僕が(自分の実力で)未来を変える」という意味合いで言っているんですが、結果的にはタイムマシンにより大きく歴史そのものを変えることになります。(笑)
とても面白い伏線ですね。

マーティの音楽センス

マーティはバンドのオーディションで「うるさすぎる」とダメ出しを受けて落選しますが、これを「審査員にセンスがない」と受け取るか「マーティにセンスがない」と受け取るかは微妙なところです。
というのも、映画序盤でもマーティはドクの家で音量最大、ゲインも最大、とにかく全てのツマミを最大レベルにした状態でエレキギターを弾こうとしていました。

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ロックの特徴の1つに爆音が挙げられますが、そうは言っても実際は「ただギターの音量がでかければカッコイイ」というものではありません。プロのロックミュージシャンたちは音のバランスを気にかけながら演奏しています。要するにこのシーンは「最初の世界線のマーティは落ちこぼれ」「観客やバンドメンバーの顔色を伺わず、ただ爆音でギターを弾いて自分に酔う癖がある(ラストの伏線)」という見方をすることもできるし、逆に「マーティ自身に問題はないのに、周囲の人間が誤った価値観でマーティを落ちこぼれ扱いしている」とも見れます。

審査員が本物のミュージシャン

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マーティがオーディションで演奏した曲、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『The Power of Love』。
これにダメ出しを入れた審査員は、なんとヒューイ・ルイスご本人なんです。ゲスト出演という感じですね。

歴史保存協会への募金

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恋人ジェニファーとマーティがイチャイチャしていた際、歴史保存協会を名乗る女性が突然現れて(背後にある時計台は)「30年前に起きた落雷で針が止まってしまった歴史的価値のある建物」で「取り壊しに反対」と訴えます。
マーティは「面倒な人に絡まれた」と言わんばかりの表情で穏便にあしらいますが、この出会いも重要な伏線になっています。

マーティの寝相

ドクのタイムトラベル実験に付き合う日、マーティは約束の時間までベッドで寝ていました。そのときの寝相や服装が映画ラストと全く同じ構図になっています。
『元の時間軸(映画冒頭)に戻った』ことを視覚的に魅せる素敵な構図です。

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マーティの遅刻癖

序盤でマーティは4日連続で学校に遅刻していることが明かされますが、ドクとの待ち合わせにも実は遅刻しています。
(午前1時15分に駐車場で待ち合わせ)

\過ぎとるがな!/
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また、クライマックスの『22時4分の落雷に合わせてタイムトラベルしないと二度と未来に帰れない』という状況でも「ダサい服じゃ帰れないよ」と遅れて登場する他、1985年に帰ってきた翌朝、ジェニファーとのデート当日も10時30分に起床するなど、とにかく時間にルーズな姿が描かれています。




未来の市長と遭遇

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町のポスターや時計塔の取り壊し計画など、序盤のいたるところで登場した『市長』。
タイムトラベル後の1955年、「いつか出世してみせる」と言いながら下働きをしていた男性は未来の市長です。

若き日の市長に出会ったことに驚いたマーティは、「市長になるよ」と後先考えず発言。(笑) その言葉に気を良くした彼は「市長!いいね。市長になる!」と決意。

レーガン大統領

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1985年にアメリカ大統領だったロナルド・レーガンも、30年前の1955年は映画俳優でした。
そのため1955年を象徴するものとしてレーガン元大統領が出演している作品『バファロウ平原』が描かれています。

ちなみに1955年当時はレーガン元大統領は脇役俳優で、あまり目立った存在ではありませんでした。
そのため「1985年の大統領はロナルド・レーガンだ」とマーティに言われても、ドクはマーティの言うことを信じられなかったのです。(むしろ揶揄われたと思うのが普通、というシチュエーション)

ジョニー・B・グッド爆誕

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終盤、自分が消滅するタイムパラドックスを回避できたマーティはステージの上でチャック・ベリーの代表曲『ジョニー・B・グッド』を演奏します。
この時代にこの曲はまだなかったため、斬新かつキャッチーな『ジョニー・B・グッド』に観客やバンドメンバーは一気に惹かれてニコニコ。

また、マーティ救出の際に手を負傷したギタリストが実はチャックの従兄弟で、新曲作りに悩むチャックに「これを聴け」とマーティの演奏を聴かせた(マーティにより名曲が誕生した)という非常に面白い脚本になっています。
少なくとも音楽好きにとっては「やられた!」と笑ってしまうくらい秀逸なシーンです。

手紙はポケットへ

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30年後のドクを救うためマーティが書いた手紙をポケットにしまうドク。
「未来を変えるのは許されない!」とビリビリに破いた手紙ですが、実はマーティに背を向けつつコートのポケットにしまっています。




時計塔が変わる

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同じ1985年でも、映画序盤と終盤で時計塔の形が変わっています。
この理由は『1955年にドクが足場を壊した』ことで未来が変わったからです。

モールの名前が変わる

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これまた同じ1985年でも、映画序盤と終盤でショッピングモールの名前が変わっています。
この理由は『1955年にマーティが松の木を1本折った』ことで未来が変わったからです。




さいごに

色々と小ネタを紹介しましたが、とにかくこの映画は背景から動作・表情までめちゃくちゃ凝ってます!これぞ名作。
ちなみに『バックトゥーザヒューチャー』は全3部作で本作は第1編なんですが、この映画そのものが後に続くPart2、part3の伏線になってます。

まだ観ていない人はぜひ3つまとめて観てください!

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